悲運の英雄
覇王への道
カチュアを失い自分自身を責め続けるデニム。 モルーバの話もほとんど耳に入らない様子です。 軍の指揮などとても執れる状態ではありません。
一方でバクラム軍との全面戦争は秒読み段階。 避けて通ることはもはや不可能です。 モルーバはやむなく自らが総攻撃の準備を進めます。
こうして全軍は王都ハイムへの道を─
そして、 デニムは覇王への道を─
─進むことに。
いささかの疑問
モルーバはカチュアを暗黒騎士団が意図して殺害したものとして、 これを王都を攻める大儀とすることを決めます。 しかしこれはフィダック城に戻ってからの話。
一方でこの “大儀” が世間に広まりウォーレンレポートに記載されたのは、 バーニシア城での戦闘直後。 ほんの数日の差とは言え時間的な矛盾をいくらか感じずにはいられません。
また撤退する暗黒騎士団のイベントも発生しませんでした。 今後のストーリー展開を考えると省略する理由も見つからないのですが…。
王都ハイムへ
ヴァネッサ街道を通って─
ヨルオムザ渓谷を渡って─
ウェアラムの町で戦こうて─
いざ決戦の地へ。
ハイム城 裏門前
2周目だからか 「迂回路」 なるショートカットが出現。 先のロウルートの戦いで城の構造上の秘密を解明できたから…ということでしょうか。 しかしながらこのカオスルートでは 「裏門前」 を選択して進撃。
希少種アークドラゴンを両脇に従えた竜使いハルファス。 篭城せず外で待ち構えていてくれたおかげで突破できました。
この裏門はカチュアの母マナフロアが正室ベルナータに追放されたあの場所ですね。 こちらは資料映像。
造反者たち
城壁を破られ焦りを募らせるブランタは、 この期に及んでもまだ本腰を上げようとしない暗黒騎士団に対して不満をあらわにします。 そこに悠々と現れた総長タルタロスはこのセリフ─
ここまで事態が悪化した責任を互いになすりつけ合う醜い両者。 ただ彼らの互いに異なる点は、 ここから脱出することが可能か否かということでしょう。
別れを告げるタルタロス。 しかし─
バルバス・マルティム・アンドラスの3人が突然の反逆。 どうやら事前にブランタと話を合わせていたようです。
ハイム城 中庭
一方のデニムは破竹の勢いで中庭も突破。 兵を城内へ進めます。
造反者たち 2
その頃、 舞台裏、 同城会議室。 聖剣を奪った造反組は、 タルタロスら3人を拘束したまま、 兵を連れてこの城から撤退します。
その言葉遣いからヴォラックはバールゼフォンを部隊内で同等の存在と認識しているようですが、 聖剣の秘密を全く聞かされていなかった様子を見ると、 タルタロスが彼ら2人を同等と認識していたとは到底思えません。 アンドラスが言うところの “堅物” ヴォラックは、 ただの忠臣といった存在に過ぎなかったようです。
…言い換えるとバールゼフォンの方は、 タルタロスにとっては忠臣以上の特別な存在のようです。 碇指令と冬月みたいな感じ?
ハイム城 城内
政治上のラスボス、 摂政ブランタ。 暗黒騎士団に見捨てられた哀れな小物です。 何が哀れかって、 それは本人以外の誰もがこの状況を予想できていたであろうことです。
「我が前にひざまずくのだ!」 と牽制するも相手の反応が芳しくないと見ると 「やつらの言いなりになっていたにすぎん! 信じてくれ!!」 とすぐさま責任転嫁。 そして私利私欲に基づく一連の行動を非難されると 「わしを批判するなど笑止千万!」 と開き直り。 聞いてるこっちが恥ずかしくなってきたので、 斬り捨てました。
戦争の後始末
「今日から我々はウォルスタ人でなければバクラム人でもない、 同じ島に暮らすヴァレリア人だ。 これからは共にヴァレリア人として争いや差別のない平和な国家を築こう。 」
デニムは戦争の終結を宣言します。 しかしこれは生きていればベルサリア王女が宣言するはずの言葉。 それではこの時間軸ではカチュアに代わってデニムが王となるのでしょうか。 しかし…
占領したこのハイムの街で兵による略奪と暴行が発生しているとの問題が指摘されました。 これは王女が健在であれば起きることのなかったことです…。
海の見える教会で
再び悲しいイベントです。
オルゴールさえ無ければ、 デニムはこの人物が誰なのか、 信じずにいられたかもしれません…。
空中庭園へ
残党の逃げ込んだ空中庭園。 こよれり最後の討伐に向かいます。