攻略2周目Chapter Ⅲ

僕らだけの戦いじゃない。

ブリガンテス城 西

先の戦争で破壊されたまま放逐されているブリガンテス城。 ガ軍残党の最後の砦です。

オルゲウはカノープスの降伏勧告に応じず、 傭兵でありながら命尽きるまで戦う道を選びました。 あのジルドアと種族を超えた恋仲だったそうです。

亡国の将軍

ブリガンテス城城内。 母と姉の仇を討つため、 この城で死するまで戦うことを訴えるクレシダですが、 父ニバスはこれに反対。 相変わらずニバスにとっての戦争は屍術研究のための口実でしかないようです。

そこへ現れるザエボスはこの父娘に対して、 ここから避難して生き延びるように促します。 屍術は 「人々の生活になくてはならぬ至宝の秘術」 となるべき、 ガルガスタンの未来だそうです。

「無事に生き延び秘術を我らの遺産とせよ」

愛されるクレシダ

母カサンドラ、 義兄ディダーロ、 そして屍術のためとは言え、 このザエボスにまで生きる道を作られるクレシダ。 皆から大切にされる存在のようです。

ブリガンテス城 城内

「いずれ民衆は、 公爵を見限り、 貴様のもとに集まり支持するようになるだろう。 公爵より “汚れていない” からな。 しかし、 それもつかの間だ。 どうせ、 貴様もそのうちに “汚れる” さ。 くっくっく。 」

終わりなき自問自答の無間地獄に落とすかのような言葉を残すんですよ、 このザエボスは。

「貴様は……救世主になれるのか……? ふふ…、 なれるんだろうな……救世主ヅラした偽善者に……」

─ともあれ、 残党たちもここに潰えました。 これでガルガスタン軍は名実共に消滅したことになります。

決意

同ブリガンテス城、 執務室。 名前は出ていませんが、 こちらの方はブライアム・ディダーロでしょう。 この城に囚われていたガルガスタン穏健派の代表です。

デニムは支配されてきた人々のために、 支配しようとする者たちと戦う決意を訴え、 ガルガスタンの民より民族の壁を越えた支持を得ることに成功しました。

そしてバルマムッサ以来、 逃げる日々を過ごしてきましたが、 ここでデニムは自らの意志で解放軍と正面から戦うことを決意します。

ジュヌーンは?

出会えませんでした。 この時間軸ではすでに粛清されてしまったのかもしれません。 到着が…ちょっと遅れたということでしょうか。

バハンナ高原

ウォルスタ解放軍と戦うため、 奪われたコリタニ城へ戻ります。 道中の雪山で遭遇したのは公爵の忠臣、 怒りのモディリアーニ。 ソーサラーです。

戦闘後、 襲われていた盲目の剣士ハボリムが騎士団への加入を希望してきます。 素性の知れないとっても謎の人なのですが、 デニムはこれを快諾。

ハボリムには相手の信頼を引き出す、 何か特殊な才能があるような気がしてなりません。 …というより、 多勢に襲われている者に対してデニムが無条件に優しいだけかも。

ロンウェーの策略

アルモリカ城執務室、 フィダック城での暗黒騎士団との会見の内容を報告するヴァイス。 意味深な演出でしたが、 公爵とタルタロスの直接会見の約束を取り付けるのが目的だったようです。

しかしヴァイスはハイム城でのブランタとのやりとりについてはここで報告しません。 何か黒いものが渦巻いております。

レイゼン街道

盗賊集団との12対12の大規模エキストラバトル。

コリタニ城 城門前

つい先日攻略したばかりのコリタニ城。 夕暮れの中、 再攻略が始まります。 ただし今回の敵は古巣、 ウォルスタ解放軍。

アーバインはバルマムッサの虐殺をデニムによるものと信じたまま逝くのでした。

コリタニ城 城内

城内にはレオナールが1人。 軍に復帰するようデニムへ再び誘いかけるレオナールですが、 その言葉からは前回のような強い意志は感じられません。 デニムの答えがいずれのものか、 もうわかっているからでしょう。 いえ、 それだけでなく、 これからここで起こるすべてのことを彼はすでに悟っている様子。

「こうなる運命だったんだ。 きみが私の前に現れたとき、 こうなることが決まっていたんだ。 …さあ、 剣を抜け。 」

戦いの最中、 プレザンスとアロセールはバルマムッサでの決断の真意をレオナールに問いただします。 兄を殺した恋人にその事実を隠されていたアロセールの問いかけは特に切実。

「強くなったな……、 デニム……。 きみは正しい……。 」

敗れたレオナールは薄れゆく意識の中、 まもなく行われようとしている公爵の陰謀を明かし、 それを阻止するようデニムに託します。

そして最期の言葉は─

すべての罪を1人で被り、 最後には死ぬ。 ─これはレオナールの生き方を語った恋人アロセールの言葉ですが、 己を棄て、 これを全うしたレオナールが最期になってやっと1人の恋人に戻れた、 その瞬間だったかもしれません。