攻略2周目Chapter Ⅱ

一緒に行こう、 システィーナ。

クァドリガ砦

フォルカスとの約束を果たすため、 再び赴いたクァドリガ砦。 救出対象の魔術師バイアンを発見できますが、 敵に包囲されている彼はすでに絶体絶命。 豪雨の中、 高難度の救出ミッション、 スタートです。

このじぃさん、 建物の陰に隠れておいてくれれば救出も多少は楽になるのですが、 これぞとばかりに派手な魔法を繰り出し、 敵の反撃を集めては勝手に危篤に陥ってくれます。

俊足カノープスの活躍で回復はどうにか間に合いましたが、 その後も老人が派手なアクションを繰り返してくれるおかげで、 カノープスは最後まで延命マシンとしてしか活躍できませんでした。 そういうキャラじゃないんだから、 もう。

魔術師バイアン

特攻老人。 頑固な性格に起因するその身の程知らずの攻撃的ふるまいは、 我らが騎士団に筆舌に尽くしがたい辛苦をもたらしてくれました。

海賊ダッザ

特攻老人を襲っていた海賊の首領。 息絶える前に残した 「ヴェルドレよ…、 すまん…。 」 の言葉は、 彼の妻に向けられたものであったことが、 ウォーレンレポートから読み取れます。

ダムサ砦の海賊退治

特攻老人の話によるとシスティーナが別の砦に囚われているとのこと。 フォルカスは恋人システィーナの救出を誰より望んでいたに違いありませんが、 デニムとの約束を果たすため、 システィーナを見捨てて船でデニムたちを運ぶと言います。 特攻老人はこれに強く反発。 選択を迫られるデニムですが…

ここまでの事情を聞かされたら見捨てることもできません。 文字通り乗りかかった船ということで、 デニムは海賊の残党が立てこもるダムサ砦へ向かうことに。

ここで仮に 「残念ですがお断りします。 」 を選んだとすると、 この特攻老人は─

船から突き落としてやりたい。

ダムサ砦

システィーナ救出のためにやってきたダムサ砦。 迎えるは嘆きのヴェルドレ。 砦の留守を任されていた故ダッザの妻です。

夫の仇を討たんとヴェルドレは最後まで反攻を続けますが、 そのお腹にダッザの子がいることを知ったデニムは─

彼女の命までは奪えません。 カオスルートのデニムはひたすら人道的なのです。

ちなみにHPをゼロまで減らすことでヴェルドレを殺してしまうこともできます。 ここで好んで妊婦を殺害するプレイヤーがいるとも思えませんが、 それでもこの種の選択肢が用意されているというのは、 タクティクスオウガならでは。

風のシスティーナ

1章の古都ライムに続き、 ここでも命を救われたシス子さん。 素直に感謝してくれます。

何かと縁を感じます。

ヴァレリア毒物図鑑

互いの無事を喜び合うヴァレリア解放戦線の仲間たち。 そこにカチュアのこの一言。

…他に言い方なかったのかよ。

古都ライムへ

大きく寄り道をしてしまいましたが、 島の反対側にあるボード砦を経由して、 目的地、 古都ライムへ向かいます。

港町ゴリアテ

賞金稼ぎダゴンに遭遇。 できればこういうセリフで終わるの、 やめてほしい。

弓のホークマンがいる場合は、 グリーシーブーツをドロップすることがありますが、 高レベル時は弩のホークマンの方が落とすそうなので、 詳細は公式ガイドを参照のこと。

ボード砦

システィーナとフォルカスの誘いで立ち寄ったボード砦。 解放戦線のアジトです。

組織のリーダーであり、 シス子の姉でもあるセリエを紹介されますが、 すぐさま姉妹の意見の対立が始まります。

対立とは言っても組織のリーダーであるセリエと、 1構成員として厳しく扱われるシス子には立場的に大きな違いがあるようです。

公爵暗殺計画を進める姉に対し、 妹はその計画中止を訴えます。 平和を実現するためには全面戦争の誘発もやむを得ないとする現実主義の姉と、 多くの人が傷つく戦争は避けるべきだとする理想主義の妹の隔たりは、 ここでは埋まりそうにありません。 2人の目指す平和はきっと同じはずなのですが…。

そのさなか、 コリタニ落城の急報が入ります。 ロンウェー公爵率いるウォルスタ軍が、 ガルガスタン軍を破ったのでした。 これを好機と捉えたセリエは公爵暗殺の決行を部下に命じます。

妹の退室後、 セリエはデニムに対して妹の力になってやってほしいと頼みます。 フォルカスもそうでしたが、 セリエもまたバルマムッサで離反の道を選んだデニムのことをすでによく知っていたようです。

そんなこんなで理想を捨てられないこの2人は共に進むことを決めたのでした。

めでたし。

風のシスティーナ

システィーナが神竜騎士団に加入します。

同じくフォルカスも加入しました。

んー…

…入れてやりましたよ。 人道的配慮。

炎のセリエ

フォリナー4姉妹の長女。 三女システィーナとは思想が近いためか、 ここまで行動を共にしてきたようです。

現実を見据えるやや下向きの視線はオトナを感じさせます。 理想を棄てられないシス子の上向き視線と対照的。 次女を通り越して近しくある長女と三女のこの関係に想像を膨らませると、 胸の奥より湧き上がる萌えを禁じえないのであります。

バルバトス枢機卿の最期

枢機卿の公開処刑の様子がウォーレンレポートに記録されています。 再現映像あり。

民衆の前で 「解放者」 としての立場をアピールするロンウェー公爵は、 処刑台の哀れな枢機卿が命乞いでもすることを期待していたのかもしれませんが、 彼の放つ予想外の言葉に動揺が隠せません。 自ら命を絶ったロウルートとは異なる死に方ではありますが、 ここでもわりと腹の据わった枢機卿の人間性が見てとれます。

古都ライム

また賞金稼ぎの待ち伏せです。 しかもまたザパンの野郎です。 逃げる生活にもいよいよ疲れてまいりました。

ゴーレム3体にドラゴン2匹と重戦力に包囲されますが、 持ち前の戦力でこれを逆制圧。 しかし─

爆音が轟き、 夜空が赤く染まります。 フィダック城に駐留する暗黒騎士団が、 非干渉条約を無視してライムの町に侵攻を開始したのでした。 しかもこの混乱に乗じてザパンはカチュアを拉致。

これを追うデニムは、 ここでなんと暗黒騎士マルティムと鉢合わせ。 さらに追って現れたギルダスは状況を瞬時に理解して─

「行け! デニム!!! 早く追うんだ!!!」

とてもスピード感にあふれるこのシーン。 やっと再会できたギルダスさんなわけですが、 互いに話をする余裕などあるはずもなく、 拉致された姉をデニムは追わねばなりません。 そしてその場を離れたデニムの背後から、 マルティムの必殺技を受けたギルダスの断末魔が!

何の騒ぎだ?

つーか誰なんだよ、 お前ら。

すいません。 ゲームを紹介していく中で、 並行世界から生じるこの種の不可思議な映像は、 なるべく使用を控えるつもりだったのですが、 つい。