攻略1周目Chapter Ⅳ

エンディング・Lルート

エンディング

量産型ヴォルテールが整列するここはハイム城、 戴冠式当日。 王座に身を置くのは、 もちろんヴェルサリア・オヴェリス、 我らがカチュア2.0です。

空中庭園での最終決戦から、 この戴冠式に至るまでのストーリーが、 時間を遡りながら紹介されます。

まずはヴァイス。 ボゼック様と呼ばれるようになった建国の功労者の言葉からは、 親友デニムがどこかへ旅立ったことがわかります。

時間が遡って同じくハイム城。 悩み、 ためらうオリビアに対し、 モルーバは “彼” と一緒に旅立つように背中を押します。

“彼” とは幼少期を共に過ごした彼のことですね。 同い年の2人は戦いの中でそういった関係をお育みになっていたご様子。 これでファンクラブも解散です。

場所は変わって港町ゴリアテ。 教会裏の墓標の前で、 デニムは亡き父プランシーに、 彼との約束を果たせたことを報告します。 そう、 デニムはカチュアを救い、 大儀のためのいしずえとなれたのでした。

そしてデニムはこれからゼノビアへ旅立つことも、 ここで報告します。

時間は遡って再びハイム城。 ザパンはヴァレリア島を離れ、 大陸へ渡る決意をデニムに伝えます。

報酬目当ての傭兵というスタンスを最後まで崩さなかった彼ですが、 内心はデニムのことをそうとう気に入っていた様子。 そうでもなければモルーバも彼のような荒くれ者に王都の警備隊隊長の任を依頼したりはしなかったでしょう。 もっとも彼自身はその依頼を断って島を離れるのですが…。

さらに時間が遡ってゼノビア行きの船の波止場。 祖国へ帰るカノープス、 ミルディン、 ギルダスの3人をデニムが見送ります。

ただ、 そこにはランスロットとウォーレンの姿がありません…。 ランスロットの話が喉まで出るかかっているデニムに、 カノープスは言葉をかぶせます。

「いいんだよ、 デニム。 もういいんだ…。 」

ハイムの教会で見つかったランスロットについて、 デニムはここまで彼らに話せてなかったんですね。 辛かったのでしょう。 カノープスはそれを察している様子。

前作『伝説のオウガバトル』のエンディングで語られるランスロット・ハミルトンの未来は、 ハイム戦役と呼ばれるこの紛争で戦死したとされています。 ゼノビア史における記録を 「戦死」 としたところに、 ランスロットの名誉と功績に対するカノープス他、 おそらくは聖王トリスタンも含めたゼノビア関係者の敬意と配慮がうかがえます。

一方ヴァレリア史では 「消息不明」 とされています。 もちろん真実はいずれとも異なるわけですが…。

内戦を乗り越え、 平和を取り戻したヴァレリア島のその後は、 次のように語られていました。

ここからスタッフクレジットが始まります。

そして…

スタッフクレジットが終わった後のワンカット。 ローディス行きの船へ向かうこの3人は…

カーテンコール

エンディングを経て、 5章ならぬ 「カーテンコール」 に突入しました。 ウォーレンレポートの 「暫定政府樹立へ」 の項目を確認すると、 どうやらカーテンコールと呼ばれるこの時間では、 戴冠式はまだ行われていないようです。

したがってカーテンコールとは、 封印の間で行われた決戦と、 エンディングで見たエピローグの間に位置する時間のようです。

ちなみにカレンダーの日数は、 空中庭園突入時の174日のまま変わっていません。 王都まで日帰りできたのは、 アストロマンサーがバシルーラで飛ばしてくれたおかげでしょう。

時空のひずみ

時間跳躍システム “W.O.R.L.D.” が、 エンディングを迎えた今、 ようやく使えるようになりました。

ウォーレンレポートの 「時空のひずみ」 の項目を確認すると、 この時間跳躍はデニムが自らの意思で行っているものであることがわかります。

つまりゲームのプレイヤーがパラレルワールドを楽しむための 「機能」 ではなく、 主人公であるデニム自身が意図的に引き起こす超常現象、 つまりこれも物語の延長といった位置付けのようです。 したがって 「システム」 ではなく 「現象」 という表現が正しいかもしれません。

これまでの戦績

この174日という滞在日数は、 少なくともロウルートとしては最短日数でのクリアのはず。 仲間に加えた6体のドラゴンと、 敵意のない中立ユニットを除く全ての敵を殲滅した結果がこちらです。

戦績
エキストラバトル発生率100%
増援出現率100%
殲滅率100%
除霊率100%
アイテムポーチ拾得率100%
タロットカード拾得率100%

タロットカードはデニムとディタ以外には拾わせていません。 ベースパラメータを上昇させてしまうと、 固有キャラ本来の強弱関係が損なわれるからです。 小さなこだわり、 大きな負担。

これまでの職歴

各ユニットの職歴です。 ±で表される数値は、 ベースパラメータ上昇機会の相対回数。

ユニットレベルアップ回数と職歴
デニム+1戦士~2,騎士1~
ディタ+8騎士~4,射手~4,獣使5~7,魔道1~
カノープス0飛翔1~
プレザンス0僧侶1~
ヴォルテール0獣使~5,騎士4~12,13~
サラ0射手1~
ザパン0狂戦士1~
ジュヌーン0竜騎1~
ヴァイス0勇者1~
アロセール-14射手15~
ミルディン0白騎1~
ギルダス0白騎1~
ハボリム0剣客1~
オリビア-15僧侶16~
カチュア0高僧1~
幻夢0闇竜1~
幻夢0ヒドラ1~

ダークドラゴンの幻夢はハイム城城門前にて、 ヒドラの幻夢は空中庭園9Fにて仲間にしました。

各クラスのレベルはこちら。

空中庭園突入時はレベル19、 ラスボス戦でレベル22、 その後のレベルアップでレベル24となりました。

あ、 アイアンゴーレムの転職証がないわ…。

あの日に戻れたら…

さっそくW.O.R.L.D.を使って過去に戻ってみたいと思います。 まずはデニムが自分の選択を最も後悔しているであろう、 あの日に。

─ということで、 次回のタクティクスオウガは『馬鹿なことはやめるんだ! 』をお送りいたします。