攻略1周目Chapter Ⅳ

王都ハイム

フィダック城

王女を救出して戻ってまいりました。 姉弟劇の一部始終を見ている身としては、 家出娘の帰宅としか思えませんが、 ヴァレリアの、 少なくとも南半分の住人たちには 「救出」 と認識されているようです。

プリンセス・カチュア 2

デニムの愛の説得によって生まれ変わったプリンセス・カチュア2.0は、 不具合の多かった1.0と打って変わり、 このヴァレリア島を真の平和に導くべく、 その身を賭して戦うことを宣言します。

姉の居ぬ間の弟に急接近していたオリビアとか言う小娘についても、 王女たるその広い心で許してくれることでしょう。

オズマの帰国

恐ろしい…。 タクティクスオウガの最も恐ろしいイベントはたぶんこれ…。

客観に徹したウォーレンレポートには 「不慮の事故にあい心神喪失状態となり」 とあるだけで、 事故の詳細は記載されず。 再現シーンもなし。 ただ確かなのは、 暗黒騎士団に疑念を抱き始めたオズマは、 彼らにとって不都合な存在になりつつあったという事実。

危険な海域への無理な出航を強要するヴォラックからは、 「計画的な」 不慮の事故を利用して彼女を葬り去る目的が感じられ、 彼女のよだれを拭き取るバールゼフォンからは 「優しく送り出した」 という表向きの事実を作る意図が感じられます。 同乗する神殿兵は捨て石か、 あるいは工作員か…。 最後にバールゼフォンに対してヴォラックが頷くのは 「任務完了」 の合図です。

自分の置かれた状況を理解しているのか、 いないのか、 ただ潮風に髪をなびかせるだけの無言のオズマ…。

王都ハイムへ

決戦の地、 王都ハイムへ向けて進軍します。

エキストラバトル

ヴァネッサ街道。 闘う王女さまの勇姿を見よ!

ヨルオムザ峡谷

狗泥のスタノスカ。 渡河には2章3節のガズン戦で入手したグリーシーブーツが役立ちました。

画面手前からスタートするリザードマンがなめし革を頻度Bでドロップします。

ウェアラムの町

「奴等を王都に入れてはならぬ! 土地を奪われ、 家族を殺されるぞ!」

敵リーダー、 人斬りハンゾウの言葉です。 王都と言えども島の端。 やはり偏見が酷いものです。 野蛮人扱いされて気を悪くしました。 ハボリム先生、 あのハットリ野郎を斬っちまって下せェ!

「ああ…… 疲れた………
これで……ゆっくりと……休める……」

これがハンゾウの最期の言葉。 彼もまたこの戦争で多くを失った一人ということでしょう。

デネブのお店

もう逢えないままかと諦めかけてました。 滅多にお目にかかれない、 デネブのお店、 です。

限定商品 “免罪符” を99枚購入。 絶版の呪文書も購入させていただきました。 限定商品の一覧は『死者の宮殿とデネブのお店』のページで紹介します。

ハイム城 城門前

敵の本丸、 ハイム城に到着。 背景の映像から王都の大きさが伝わってきます。

このステージから敵のレベルが急に上がって、 一撃ごとのダメージの重さがたいへん身にしみます。

造反者たち

「猊下に別れの挨拶を述べにまいりました。 」

城門を突破され、 いよいよ終わりが見え始めたブランタを、 タルタロスは冷たく突き放します。 暗黒騎士団はブランタ政権を利用する気こそあれど、 守る気などは最初から無かったのでした。

戦時における他国の軍事援助が、 こういう結末に終わろうことは容易に想像できそうなものですが、 卑怯な手で得た王座にふんぞり返るだけのブランタは、 それすら予見できなかったようです。

しかし─

突然タルタロスに刃を向けるバルバス。

先の敗戦を愚弄されたバルバス、 元より忠誠心希薄なマルティム、 そして暗に騎士団の敗北を願うアンドラスの3人は、 目先の利害が一致したのか、 この混乱に乗じて造反したのでした。

ハイム城の舞台裏は学級崩壊の様相を呈してまいりました。

ハイム城 中庭

騎士グランディエ。 彼の人柄については戦闘後のウォーレンレポートで詳細が語られます。 結構長いのよ。

左右の忍者が各々 “蝉の巻” と “風遁の巻・弐” をドロップします。 公式ガイドでのドロップ頻度はBとD。 前者は低レベル時限定ドロップの非売品、 後者はここを除いては死者の宮殿B105でしか入手できないそうです。

造反者たち 2

タルタロス、 バールゼフォン、 ヴォラックの3人を縄で縛り、 落城が目前に迫るハイム城に置き去りにしたまま、 造反組は兵を連れて空中庭園へ退却します。

バールゼフォンから聖剣を奪ったマルティムは、 タルタロスがローディス本国の命に背き、 遺産の独り占めを狙っていると語ります。 これを聞いて驚くヴォラック。

造反組が退室した後のタルタロスとバールゼフォンの会話─ 「どうせ、 やつらの手にはおえん。 いいや、 我々には永遠に制御できんのかもな。 」 「剣もカチュアも単なる鍵でしかないというのに…。 」 「必要なのは仕組みの解明なのだ。 それがわかっただけでも、 この遠征は十分な成果をあげたといえよう。 」 ─この2人の会話の内容がヴォラックにはさっぱり理解できていない様子。

タルタロスとバールゼフォンは当然のように自力で縄を解きますが、 ヴォラックはそれができません。 組織ナンバー3のヴォラックですが、 学校で教わらないことは苦手なタイプかもしれません。 あるいは乗り越えてきた死線の数の違いでしょうか。

ハイム城 城内

私利私欲のために王家を利用し、 弟の親心をも利用し、 大国の内政干渉を招き入れ、 この島を紛争状態に陥れた元凶が、 このブランタです。 荘厳なBGMが流れる中、 ついに決戦です。

この期に及んでも詭弁を繰り返して正当性を主張しようと必死のブランタ。 その内容は支離滅裂。 ほとばしる小物オーラ。

ところが魔法使いとしての彼は大物。 繰り出す魔法のダメージは150~200と一撃で瀕死の殺傷力です。 属性耐久力が下がった状態で追撃されると、 特に魔法に弱いアーチャーなどは即死しかねません。

忘れた頃に狙い撃ちしてくるガンナー娘にも注意。 ガラスケースのお人形さんのようなこの顔に油断すると痛い目に遭います。

そんなブランタも徐々に兵を失い、 部屋の隅まで追い詰められます。 いくら魔法が強くとも所詮は後衛職…と油断した矢先、 窮鼠と化したブランタが 「阿修羅連撃」 なる必殺技で噛み付いてきました。 ダメージ230超…。 やはり油断は禁物です。

しかし─

─とショボいセリフを残してブランタはこの世を去ります。 売国奴の最期はこの程度がお似合いかもしれません。

戦争の後始末

「今日から私たちは、 同じ島に暮らすヴァレリア人です。 たとえ、 わだかまりがあったとしても胸の奥にしまってください。 これからは共に手をとり、 ヴァレリア人としての国家を築きましょう。 」

たいへん喜ばしく頼もしい言葉です。 王女はヴァレリア紛争の終結を宣言しました。

一方、 巨悪は逃げたまま。 敗走する暗黒騎士団を討伐するため、 これから空中庭園へ向かいます。

次に向けて

エンディングまで怒涛の24連戦となります。 購入と売却・魔法、 そして合成の最終確認を念入りに。

「意外と指輪+1も使えるのよ、 覚えておきなさい。 」 ─遠いお空の向こうから、 上から目線の素敵な声が聞こえたような気がしました。

海の見える教会で

傷ついた難民であふれかえり、 野戦病院と化したハイムの教会。 紛争の傷跡を目の当たりにして困惑するデニムとカチュアですが、 さらに奥の部屋へ案内されます。

そこにいたのは、 椅子に座り、 ただ海を見つめるだけの1人の男と、 彼を介護する若い娘、 そして─

─聞き覚えのあるオルゴール…。