攻略1周目Chapter Ⅳ

父と娘

ブリガンテス道中

バハンナ高原

ガルガスタンの残党、 鉄紺のウラム氏。 この方はオルバ・ガルバの親族の方ではないそうです。

…恨み…恨む…ウラム。
…いや、 まさか、 それはない。

ブリガンテス城のフィラーハ教団

フィラーハ教団と争うのではなく、 話をするために丸腰でブリガンテス城に乗り込んだデニム。 その前に現れた教団の僧侶オリビアは、 デニムの父が教団の指導者であることを告げた。

「僕1人で、 しかも丸腰でいけば大丈夫。 」 ─との宣言どおり、 全装備解除で南側正面に向かったデニムは…

ブリガンテス城を無血開城させ、 フィラーハ教団のリーダー・オリビアとの対話することができました。

カオスフレームウォルスタガルガスタンバクラム称号
戦闘なし000平和主義者
戦闘あり-5-5-5血塗れの英雄

しかし…

父と娘

フィラーは教団に占拠されたブリガンテス城を訪れたデニムは父・プランシーと再会した。

暗黒騎士団の拷問によって死の床についていたプランシーは、 カチュアの生い立ちを語った。

対話というにはあまりに衝撃的な内容。 まず行方不明だった父プランシーが今、 この城の中にいることが明かされます。 案内された先でデニムは父と念願の再会を果たすものの、 衰弱したプランシーは遺言を残してその場で息を引き取ります。

プランシーはカチュアが王の血を引くこと、 そのカチュアを自分の娘として育てる至った経緯、 これまで伏せてきたこれらの秘密を、 自身の言葉で直接デニムに明かしました。

カチュアを救ってやってくれ…。 カチュアを助けることができるのは、 お前だけ…。 お前の手でカチュアを皆の望む未来へと導くのだ。

死期を悟るプランシーは駆け足でほぼ一方的に語ります。 暗黒騎士団の真の目的はヴァレリアの征服ではなく 「ドルガルア王の遺産」 であること、 その遺産の封印を解く鍵がカチュアであること、 その遺産が何を示すのかは判明していないこと、 など。

そして最期は…

おのれを棄てろ……、 大義のためのいしずえとなれ……。 現実をきちんと見すえて、 より良い選択肢を選ぶのだ……。 お前は…… 次の世代のために道をつくるだけでよい……

父子にとって念願の再会だったはず。 尽きぬ話があったはず。 ですが、 それらしい会話もできないままプランシーは逝きました。 自身で果たすべきだった苦難を伴うその責務を愛する我が子に託す他なくなった彼の無念は想像に余ります。

カチュアの出生と生い立ち

プランシーの語ったカチュアの出生の秘密。

「お許しを…」 。 王妃ベルナータに対し、 侍女マナフロアは自分とドルガルア王の間にできてしまった関係を苦しみつつも打ち明けます。 2人の関係について、 王妃はすでに気づいていたと言いますが、 ここで更にマナフロアが孕っている事実を知り激怒。

王宮を追放されたマナフロアはその先でベルサリアを出産するも死去。 その頃、 王妃も懐妊していた事実が忖度され、 お腹の子も一緒に死んだものとして伝わります。 これを行ったのがマナフロアの動向監視を続けていたブランタ。 当時はまだ平民出身の神父でした。

ブランタがプランシーに押し付ける形で預けた王女ベルサリアは、 娘カチュアとして育てられます。 やがて王子が事故死。 その時にカチュアを王に返しておけば戦乱が起きることはなかったとプランシーは悔やみます。

しかし自分を父と慕うカチュアをプランシーは手放すことはできませんでした。 国家の安寧よりも娘の幸福を優先したのは、 彼が何よりカチュアを愛していたからこそ。 無理もありません。

一方のブランタは “マナフロアと王女の一件を使って現在の司教の地位を手に入れた” だそうです。 その詳細については語られませんが、 王妃の権威を失墜させかねない不都合な事実の口止め料といったところでしょうか。

ちなみに 「ベルサリア」 の名は出生前に王が授けたもの。 カチュアの紅光の首飾りは女児が生まれた時に向けて、 デニムの青光の首飾りは男児が生まれた時に向けて作ったものだそうです。 ベルサリアの誕生は実の父からも喜びをもって迎えられようとしていたことがわかります。

モルーバの娘たち

ブリガンテス城で出会ったオリビアと名乗る僧侶は、 かつてのフィラーは教団の大神官・モルーバの娘であった。 彼女はプランシー神父と摂政ブランタの秘密をデニムに語った…。

父の死に消沈するデニムに、 オリビアの語る真実が追い討ちをかけます。 それは摂政ブランタとプランシー神父は兄弟であること。 すなわちデニムはウォルスタ人ではなくバクラム人であることを。

これまで信じて育った自身の出自を、 つまりは自分のアイデンティティを見失ったデニムは大きく動揺するものの、 オリビアの説得で自分を取り戻します。 そして父の遺言に従い、 失踪中の大神官モルーバを捜すため、 まずはバンハムーバ島の神殿へ向かうことに。

デニムはウォルスタ人からバクラム人に変わり…

オリビアが仲間に加わりました。

さて、 このオリビアですが…

オリビア・フォリナー

現実を見るの、 デニム。 あなたはこの現実を受け入れなければならない。 さあ、 立って!  デニム!

初対面のデニムに対し、 こうも激しい言葉をぶつけられるこのオリビアとは何者なのか。

彼女は大神官モルーバの娘、 フォリナー4姉妹の末女。 失踪した父と、 家出した3人の姉に代わり教団をとりまとめるしっかり者。

実はデニムとは初対面ではありません。 デニムは記憶にないようですが、 同い年の2人は幼少期を共に王都ハイムで過ごしていたそうです。 額のアクセサリーは傷を隠すためのものであり、 その傷はデニムと川で遊んでいた時に起きた事故によるものだそうです。 ここにきてロマンチックが電撃到来なのです。

しかしながら顔グラの残念さが許容限度を超えていたので、 やむなくArt Worksよりイラストを紹介。 これが本物のオリビアたんです。

信徒の皆さんがメロメロの骨抜き状態にされてるだろうことは想像に難くありません。 解放軍としても今後はこちらの顔グラに脳内変換することで戦意を高めていきたい所存です。

バンハムーバ道中

ヘドン山

バンハムーバ島中央の活火山。 今なお流動化した溶岩が火口から流れ出している。

灰白のルロッツァ。 彼らの目的もこの先の神殿のようです。 急がねば。

オズマの疑念

ハボリムが生きていた事実を隠されていたことについて、 オズマの中に生まれた不信感の対象はバールゼフォンにとどまらず、 タルタロス、 つまりは暗黒騎士団全体へと向けられます。

暗黒騎士団を離れて単独行動を始めるオズマ。 それをヴォラックが追いかけます。

バンハムーバの神殿

神殿では、 大神官モルーバがバクラム軍に連れ去られようとしていた。 デニムたちはモルーバを守るために戦う。

ヴァレリア本当の最南端。 古代に建設された光と戦争の神・イシュタルの神殿だそうです。

“禁呪” のありかを教えようとしない大神官モルーバをハイムへ連行するよう、 魔術師シェリーは部下に命令しますが…

そこに間一髪で到着した解放軍。 モルーバはシェリーを殺さないでほしいと頼みます。 彼女はフォリナー4姉妹の次女、 つまりモルーバの実の娘なのでした。

大地のシェリー

敗者の側に身を置くのを拒み、 敵対するバクラム軍へ寝返るという、 よくわからない人、 シェリー。

「この人、 面倒くさい女の臭いがする!」 …デニムの嗅覚はこの種の危険に対しとりわけ敏感だったと言います。 ウソです。

「退屈なお坊ちゃまだったわ」 ─と、 彼女は先の戦いで敗死したルロッツァを語ります。 プライドの高い彼女の性格を考えると、 退屈以上の何かを期待していたルロッツァの死に、 内心ひどく傷ついたのかもしれません。

大神官モルーバ

争いの火種を取り去るための戦いであるとするデニムの主張を受け入れ、 救出されたモルーバは今後のデニムを参謀ポジションで支えてくれます。

「それも仕方ありません」 …敵中にある姉カチュアと戦う覚悟があるかと問うモルーバに対して、 デニムは私情を殺してそう答えました。 全てはヴァレリアの平和のため。

ブランタの悪夢

ドルガルア王が亡くなってからだろうか、 それともバクラムの指導者になってからだろうか。 摂政ブランタはよく悪夢を見るようになった。 しかも、 この1ヶ月ほどはその回数も増え、 夜もろくに眠れないほどである。 ブランタは自分の行く末に不安を感じていた。

まどろみの中で何者かに何かを 「急げ」 と命令される摂政ブランタ。 ここにきて人知を超えた謎の存在が…。

これが夢だったことに気づき安堵した矢先、 シェリーの部隊との連絡が途絶えたとの知らせが入ります。

「どいつもこいつも、 使えぬ馬鹿者ばかりめ……。 」