攻略1周目Chapter Ⅲ

ガルガスタン軍の消滅

アルモリカ城城門前

アルモリカ城に戻ったデニムたちは、 立てこもるガルガスタン軍残党から城の奪還を目指す。

やっとアルモリカ城に帰ってこれました。 「ラヴィニスとの和解」 に 「プリンセスカチュア」 と刺激強めのイベントを挟みましたが改めて本線に復帰です。

この城の前でドラゴン2体にゴーレム2体とは、 なんともデジャヴな構成。

城門を守る障碍のジルドアさんは 「クズの分際でその物言い、 我慢ならぬ!!」 「ウォルスタ人はゴミだ、 クズだ、 害虫だ!」 「劣等極まりない貴様らの血を根絶やしにしてやる!」 となかなか印象的な方。

対するデニムは─

わずかな習慣の違い、 宗教の違い、 価値観の違い、 そんな理由で弱者を殺しにかかる! 僕の敵はガルガスタン人ではない! きみのような人間だ!

もうあの頃のデニムではありません。

ダークドラゴン

敵のダークドラゴン君が味方になってくれました。

懐くまでには時間がかかりそうですが、 とりあえずは 「食事にありつければ文句はない」 そうなので良しとします。

ダークドラゴンに限った話ではないですが、 このゲームのドラゴンの顔グラって、 なんだか顎のデッサンが変ですよね? あとから顎を描き足して無理に口を開かせたかのような不自然な立体感。 この口はちゃんと閉じるのかなぁ…。

アルモリカ城城内

城内に進んだデニムたちを、 将軍ザエボスが待ち構えていた。

残党を率いるザエボス。 「我々は貴様なんぞに降伏はせん!」 と、 すでに敗北と死は覚悟のご様子。

味方は美男美女、 敵は悪人ヅラ、 の傾向が顕著になった今作のタクティクスオウガですが、 ザエボスの顔の変化はそれの最たる例でしょう。 野心家で狡猾な青年将校といった旧作での印象と打って変わって、 今作ではまるで推しメンの熱愛発覚で精神に異常をきたした浪人生のようです。 クエスト製か、 スクエニ製かの違いが、 ここにこそ感じられる気がします。

最後の残党が敗れ、 ここに旧ガルガスタン勢力は名実共に滅亡しました。

ミルディンたちとの再会

古都ライムから生還したゼノビアの騎士ミルディンとギルダス、 占星術師ウォーレンに再会したデニム。 ウォーレンは怪我が酷く、 まだ意識が戻らない状態だったが、 ミルディンとギルダスが仲間に加わった。 また、 ザエボスに囚われていたヴァイスらも合流した。

“ミルディンたち” …ってなんかギルダスの扱いが悪いですよね。 無口なミルディンよりも “ギルダスたち” って表現してもらった方がしっくりくるんですが。 あるいは年長者が代表して “ウォーレンたち” とか。 まーいいけどー。

ライムで捕虜となるも脱出してきたという3人。 ただしウォーレンは意識不明。 聖騎士ランスロットはあの夜から行方不明のままだそうです。

フィダック城を攻めるにあたり、 まずはライムに駐留するバクラム軍を叩く必要があるという意見は満場一致。 ヴァイスの発案でバーナム山脈ウェオブリ山の秘密の山道を経由して直接ライムへ、 つまりゴルボルザを経由せず奇襲をかけることに。

…といった運びで4人もの仲間が加わります。 まずはヴァイス─

地下牢で息も絶え絶えになっているヴァイスが、 駆けつけたデニムに 「ハハ…遅ェじゃねぇか」 とかいうシーンとかあればドラマチックだったような。 …いや、 それこそスクウェア臭いかな…。

ヴァイスのクラスは彼にしか許されない “レンジャー” 、 勇者です。 弓が使える数少ないクラスなので、 今後は狙撃を担当してもらいます。

続いてアロセール─

「デニムよ、 この戦いが道半ばで潰える時、 お前は敵の刃によって倒れるのではない。 私がこの手で殺すのだ。 」 ─といった台詞はありませんが、 兄を殺したデニムをリーダーとして受け入れるアロセールの心中を僭越ながら代弁させていただきました。 実際、 アロセールに対しヴァイスがどれほど丁寧な説得を重ねたのか。 私、 気になります。

そしてミルディンとギルダス─

さずがはゼノビアの白騎士というべきか、 ミルディンは片手剣に加えて槍までも、 ギルダスも両手剣に斧と、 2系統の武術を嗜まれているようです。 その他のスキルも充実。 レベル3だけど。

ヴァレリア解放戦線の最期

コリタニ城が落城した頃、 ヴァレリア解放戦線の本拠地であったボード砦もまた、 暗黒騎士団の手によって陥落していた。 暗黒騎士オズマとオズの姉弟によって解放戦線はひとり残らず殺され、 ハイムから連れ去れられたプランシー神父の身柄は再び暗黒騎士団へとわたった。

カチュアがガチの女王様だったという衝撃の事実が明かされた陰で、 ひっそりとウォーレンレポートに追加されたこの項目。

そこにはすでに壊滅させられたヴァレリア解放戦線の無惨な状態が…。

最後のひとりとなったリーダー・セリエも惨殺されたか、 あるいは自ら命を絶ったと思しき様子が描かれます。

あのシスティーナもおそらくは…。

バーナム山脈へ

そしてウェオブリ山へ…。

ウェオブリ山

本島中央にそびえるバーナム山脈の活火山。 ドルガルア王の死後、 120年ぶりに活動を再開した。

大きく迂回してウェオブリに入山。 爬虫類の盗賊団に地縛霊、 そして野生のドラゴンの群れがランパートフォースで行手を阻むプチ地獄です。 こいつら普段は何を食べて生きてるんだろう…。

摂政ブランタの焦り

解放軍の規模が日増しに大きくなっていくという知らせが王都ハイムの摂政ブランタの下へ届いた。 焦りを抱くブランタに対し、 監視役として派遣されている暗黒騎士ヴォラックがブランタをいさめる…。

「デニムという男、 案外、 軍の指揮よりも、 政治家の方が向いているのかもしれませんな。 」

─とは暗黒騎士ヴォラックの言葉。 年端もいかない少年という先入観に囚われず、 デニムを客観的に分析しているところにヴォラックという男の人間性が見て取れます。

パワーバランスの急激な変化に焦りを募らせるブランタは 「ライム侵攻の勢いでアルモリカまで進軍すればよかった」 と、 すでに終わったことを暗黒騎士団に責任転嫁。 そして 「進軍は今からでも遅くない!」 と思慮に欠ける思いつきを部下に命令…と、 バカ殿臭を漂せます。 こんなにも人望のないやつに政治をさせたら、 内戦が勃発してしまうのも無理ありません。