バルバトス枢機卿の最期
スウォンジーの森での決戦でウォルスタ軍を打ち破り、 安堵するバルバトス枢機卿。 しかしそれもつかの間、 スウォンジーの部隊が囮であることに気付き、 狼狽する。
敵襲の報が入る前の 「喜びぶり」 と─
入った後の 「慌てぶり」 を─ご覧ください。
敵の本丸、 コリタニ城攻略が始まります。
コリタニ城 城門前
ガルガスタン軍の戦力がスウォンジーへと集中している隙を突き、 デニム達の部隊は手薄のコリタニ城を奇襲する。
それは見たこともない巨大な城。 夕暮れに染まる城壁が枢機卿の支配体制の終焉を演出します。
次々と増援がやってくるので長期戦は必至。
裏切りの報酬
敵のナイト♀はゴールドインゴットとオヴェリス金貨をドロップする、 ゲーム全体を通してみても極めて珍しい存在です。
不思議に思ってステータス画面を見てみれば、 彼女はガルガスタン人ではなく…
虐殺王のスピーチ
大人しく捕縛を受けるならば、 格別の温情をもって公正な裁判を受けさせることを約束しよう。 提案を拒否し抵抗を続けるならば、 天に代わり、 その暴虐非道な行いに鉄槌を下すのみ!
─という柄にもないセリフをデニムがスラスラと言えたのは、 ここまでの道中に独りでぶつくさ言いながら練習していたからに違いありません。
コリタニ城 城内
屋内庭園の跡。 中央の通路のわきには水が張られ、 木々が植えられていたという。
日没を過ぎたからか城内は暗く不気味。
千人長アポリネールは解放軍の中のジュヌーンの姿に驚き─
あのドルガルア王の時代に戻りたいのか? 要職を全てバクラムとウォルスタにとられ、 ガルガスタン人の出世は望めない。 それこそ不平等ではないのか!? 我々は自由と平等のためにこの王国を築いたのだ。
ドルガルア王の治世を批判するなら何故、 同じ事をウォルスタ人に強いる? いや、 ウォルスタ人に対してだけでではない。 同胞から何故、 自由を奪うのだ?
とても読み応えのある両者の主張ですが、 この2人はファーストネームで呼び合う関係だったようです。 いやん。
バルバトス枢機卿の最期
ヴァイスらの囮部隊がスウォンジーの森で敗北した頃、 ブリガニア平原を縦断した別働隊がコリタニ城を襲撃。 枢機卿を討ち取ることに成功する。
追い詰められたバルバトスは自ら命を絶ちます。 側近に殺されたロンウェー公爵よりは、 潔い最期と言えるかもしれません。
これでコリタニ城は制圧完了。 気がかりなのはスウォンジーで敗れたとされる囮部隊のヴァイスたちですが…。
ザエボスの怒り
スウォンジーの森で被害を出しながらも、 かろうじて勝利をおさめたガルガスタン軍はクリザローの町まで進軍していた。 捕えたヴァイスを拷問にかける指揮官のザエボス将軍の下に、 コリタニ城陥落の知らせが入った…。
ガルガスタン軍に制圧されたと見られるクリザロー。
敵に捕まり、 拷問を受けるヴァイス。 そこにコリタニ落城の急報が入り、 自分の破った敵が囮だったと知った敵将ザエボスの怒りは有頂天に!
…そうか、 あいつ、 やりやがったな。 はっはっは。
思わず安堵の笑みが溢れたヴァイスは、 激怒したザエボスに蹴り倒されて意識を失います。 走れデニムの展開です。
将軍ザエボス、 アルモリカを奪取
解放軍の本拠地・アルモリカ城がガルガスタン軍の敗残兵の襲撃を受け陥落した。
敵はクリザローからさらに進軍し、 互いに相手の本拠地を握りあう状況に発展。 囚われのヴァイスを救うため一刻も早くアルモリカへ戻らなくては!!
マップに示されたアルモリカへ繋がる2つのルートは、 まるでヴァレリアの神々から運命の問いかけをされているかのようです。
しかし─、 しかしだよ…
攻略Wikiによると、 この2つのルートはいずれも最高の解ではなく、 進むべきは逆方向のバハンナ高原だそうです。 このゲーム、 正気の沙汰じゃない…。
─ということで、 マップ上で特に赤く示されているわけでもないバハンナ高原まで北上します。 …ヴァイス…ごめん…。
バハンナ高原
一面雪で覆われた高原。 なだらかな斜面にはジネの木が生い茂っている。
雪原を急ぐガルガスタンの騎士と、 もう一人はラヴィニス。 2人は追われている様子。
突然その足を止めたラヴィニスは 「私が兵を足止めする。 貴方は先へ!」 と、 ここで覚悟を決めたようです。
間もなくして姿を現した追っ手の数は、 やはり1人で相手にできるものではありません。
─という最高にドラマチックなタイミングで神竜騎士団の到着!
…できすぎている…。 岩の陰からタイミングを計ってたんちゃうか…。
ラヴィニスとの和解
ガルガスタンの改革を目指し、 反枢機卿派の将として戦っているラヴィニスと再開したデニム。 ガルガスタンの内情と、 互いが同じ目標に向かい進んでいることを知ったデニムは、 過去を乗り越え共に進む事を願い出る。
政治の道具として枢機卿に利用されていた幼きコリタニ公を護るため、 ガルガスタンの反枢機卿派として活動していたというラヴィニス。 憎むべきは “戦争” であって互いの民族ではないとの主張は今のデニムのこれと一致し、 両者は再び共闘の道を進みます。
ラヴィニス・ロシニオン
リメイク版たる今作の新キャラ。 ヴァルキリーにしてもホワイトナイトにしても3人目となってしまう点で取り扱いに難あり。
スウォンジーの森
アルモリカとコリタニ地方にまたがる大森林。 ここはその中でも低地の原生林地帯。
ザエボスの命令でデニムを迎撃する秘色のブルタコス。 ドラゴン3、 リザードマン2、 オーク3と特殊兵力を操ります。
ボルデュー湖畔
コリタニ地方西部の湖。 いくつかの川が湖に流れ込んでおり、 湿地を形成している。
すでにミュンツァーの姿はありませんでした。
アイテム | SA〜F | ユニット |
古代樹の化石 | B | オクトパス |
一角獣の角 | A | グリフォン |
魔鳥の羽根 | S | グリフォン |
魔神の骨 | B | サイクロプス |
タインマウスの丘
草原で覆われたなだらかな丘。 白い石灰岩が牙のように突き出している。
賞金稼ぎとなった我執のガンプ。 愛する魔獣たちを倒された彼の嘆きには、 神竜騎士団のステータスを一時的に低下させる特殊な力が…。
ガンプは再び退却します。 「次こそ、 おめぇを倒してやる! おぼえていろよ!」
長い道のりでしたが、 ついに奪われしアルモリカ城へ。 ヴァイス、 無事でいてくれ!
ところが、 だよ…
プリンセス・カチュア
解放軍と離れ、 故郷のゴリアテへ戻ってきたカチュアの前に暗黒騎士ランスロットが現れた。 おびえるカチュアに対し、 ランスロットはカチュアがドルガルア王の実子であることを告げる。
ゴリアテの夜の桟橋。 弟を想い、 遠い海を見つめるカチュア。 そこに暗黒騎士タルタロスが現れます。
きみの本当の名はベルサリア。
──ベルサリア・オヴェリス。
雷光が走り、 雨が降り出します。
タルタロスの話を要約すると、 カチュアはドルガルア王の娘。 ただし母は王妃ではなく侍女のマナフロア。 そのマナフロアも王妃も王も死亡。 幼いカチュアはその存在すら世間に知られないまま、 プランシー神父の娘として育てられることに。 事実を知るのはプランシー神父と、 彼にカチュアを預けたブランタだけとなっていた。 カチュアの紅光の首飾りに刻まれた 「我が娘ベルサリアに永遠の愛を」 の古代文字がその証拠、 とのこと。
王妃はベルサリアの存在を疎ましく思ったことでしょう。 なんせ王が侍女との間に作った子ですから。 その秘密を握るブランタは摂政まで成り上がります。 そして王子が事故で他界、 追うように王妃も王も他界。 順当にいけば後継者はベルサリアとなるわけですが、 手に入れた自分の王国を破壊しかねないカチュアの存在をブランタは隠蔽。 そして統治不十分のヴァレリア島は内戦に突入したというわけです。
タルタロスに促されるまま、 カチュアはゴリアテを去ります。 失恋中の女子には落とし穴がいっぱい。
カチュアと話すにあたりタルタロスが4ブロックも物理的距離をとっているところも、 アンドラスがいいタイミングでそっと現れるところも、 ヴォラックが周囲を警戒しているところも、 いずれも好きです。 特にアンドラスがこれだけ肉体派のビジュアルでありながらマナフロア捜索を続けていたという事実。 彼が王立歴史資料館の執務室で調査の指揮を取っている姿、 見たかった…。
大奥・オブ・ザ・ヴァレリア
王妃と─
─侍女。
王妃と─
─侍女。
王妃と─
─侍女。
…このページ…長くなっちゃったわ…。