攻略1周目Chapter Ⅲ

欺き欺かれて

バクラム軍によるライム制圧から4週間。

古都ライムを占拠したバクラム軍は、 そのままアルモリカ城へ進軍すると誰もが考えたが、 予想に反して一向に動く気配を見せなかった。 暗黒騎士団もフィダック城を離れようとせず、 戦線を拡大する意思があるのかないのか、 皆その真意を測りかねていた。

業を煮やしたバルバトス枢機卿はアルモリカ城攻略のために大軍を率いて出陣した。 物量作戦を用いることで、 被害を微小にとどめ、 バクラムに付け入る隙を与えないことが狙いである。 また、 ガルガスタンの本拠地であるコリタニ地方へは中央を走るバーナム山脈が壁となるため、 アルモリカを通過しなければ侵入は不可能である。 枢機卿は、 この地理的優位からコリタニ城の全戦力をアルモリカ攻略に向けても大丈夫と踏んだのである。

ガルガスタン軍がスウォンジーの森を超えた頃、 デニムの元へその知らせが届いた。

第3章、 スタートです。

ロスローリアンの暗躍

バクラム軍の侵攻から4週間。 王都から暗黒騎士ランスロットが戻ってきた。 摂政ブランタの独走を阻止すべく監視を強める一方で、 ヴァレリア解放戦線の壊滅を命ずるランスロット。 その背後に隠されたローディスの真の狙いとは…?

独断でライムを攻めたバルバスを叱責するバールゼフォン。 どうやら暗黒騎士団も一枚岩ではないようです。 それにしてもマルティムはこの態度は…

遅れて入室した総長ランスロット・タルタロスは、 ヴァレリア解放戦線にプランシーの身柄を奪われたことを部下たちに伝えます。 つまりデニムの父は死んだのではなく、 囚われの身であった事実が発覚。

プランシー奪還の任にはバルバスが、 ヴァレリア解放戦線壊滅の任にはグラシャス姉弟があたることに。

暗黒騎士団がヴァレリア島にやって来たのは占領支配や内政干渉だけではない、 別の理由が存在していたことがわかります。

ウォーレンレポートのプランシーの項が 「消息不明」 に変わりました。

また暗黒騎士アンドラスが捜索しているという “マナフロア” の項が追加されましたが、 有効な情報はほとんど無し。

人物のページには暗黒騎士団のメンバーが出揃いました。 各人の詳細については追って紹介。

暗黒騎士団のメンバー構成と各キャラ設定はもう最高なのですよ。

二人きりの姉弟

ガルガスタン軍との決戦を前に不利な状況を克服すべく、 ヴァイスは起死回生の作戦を考えた。 それはヴァイスらが囮となって敵を引きつけている間に、 別働隊がコリタニ城を背後から襲い、 一気に枢機卿を倒すという内容だった。 カチュアはその作戦に反発する。

出陣しようとするデニムを止めようとするカチュア、 ここでついに彼女のワガママが爆発。 自分の主張を尽く退ける弟に対して我慢が限界を迎えたようです。 現代風に言うと 「私と仕事、 どっちが大事なの?」 事案が発動した次第です。

さて、 良い機会なので彼女のこれまでの主張を振り返ってみましょう。 まずアシュトンにて解放軍本隊敗北の噂を聞いて海外逃亡を提案。 続いてライムでは崩壊寸前の解放軍を見捨てて再度逃亡を提案。 そして今回はデニムを信じて出撃したヴァイスの部隊を見捨てての逃亡案、 しかも戦いが始まったわけでもないのに。 …どれも聞き入れられるはずがありません。 アタマ大丈夫か。

感情が抑えられないカチュアは勢い余って 「プランシーが実の親ではない」 という真実を暴露。 血を分けた唯一の弟デニムを失いたくないというのが彼女の主張です。

父と血縁関係がなかったことを知りショックを受けるデニムに背を向け、 カチュアは去っていくのでした。 ちなみに彼女は構成画面からも消えました。

もしこれが恋人同士だったとしたら…、 別れる理由として十分だと思う。

ウォーレンレポート

レポートを見ていきましょう。 実はレオナールを倒したのはデニムではなくヴァイスだったのですが、 試してみたところデニムが倒しても敵軍戦死者数は変わりませんでした。 彼は敵ではなかったから…かな。

カオスフレームは次のように変化。 結束したウォルスタ人からの支持は高まり、 逆にこれから戦う相手となるガルガスタン人からの支持は下がりました。

カオスフレームウォルスタガルガスタンバクラム称号
3章開始+10-5-5新たなる指導者
カオスフレーム
ウォルスタ50ゼノビア40
ガルガスタン35ローディス40
バクラム40

ニュースの 「公爵暗殺される!」 ではレオナールが公爵暗殺の首謀者だったと書かれています、 確かに正しい情報ではあります。

こちらのニュースではデニムが反乱を処理したということになっています。

見方によってはそうかもしれませんが、 正しい情報とは言えません。 しかしこのような認知が広がっているのは、 あの後デニムがレオナールの遺言をきちんと実行した結果、 つまりレオナールに全ての罪を負ってもらった結果かと思われます。

人物のページは大幅刷新。

新しいリーダーとなったデニム。

頼もしい存在のヴァイス。

ランスロット、 ウォーレン、 ミルティン、 ギルダスの4人は “行方不明” に。 あの後、 古都ライムで何があったのか気になります。

公爵は暗殺され、

レオナールもこの世を去りました。

親友

ガルガスタン軍との決戦が始まった。 すでに本隊はスウォンジーの森へ移動を始めている。 出陣を前に、 ゴリアテで共に戦ってきた3人の仲間が久しぶりに集まった…。

ウォーレンレポートの時事に追加された 「親友」 の項を再生すると、 先駆けて出陣するヴァイスと、 それを見送るデニムの姿が描かれます。

バルマムッサでのデニムの行いを許したわけではないというヴァイスですが、 2人は再び手を取り合うのでした。

今、 おまえがしなけりゃならないことはこの戦乱を終わらせるために戦うことだけ。 それがバルマムッサで死んでいった人に対するおまえの償いなんだ。

「ありがとう。 ヴァイス。 」