誰も僕を責めることはできない
バルマムッサの虐殺から3週間…。
ロンウェー公爵の思惑通り、 『復讐』に燃えるウォルスタ解放軍の士気は高まり、 ガルガスタンから各地を解放することに成功した。
しかし、 その惨劇は全ウォルスタ人の結束を頑強なものとするには十分であったが、 ガルガスタン陣営内の反枢機卿派の決起を促すまでには至らなかった。 地下に潜ったヴァイスらが虐殺の真相をガルガスタン内に広く流布していたためである。
この結果、 公爵の目論見に反してガルガスタン陣営の結束は日増しに高まり、 バーナム山脈を挟んで膠着状態が続いていた。
自軍に虐殺の真相が伝わることを恐れた公爵は、 枢機卿の本拠・コリタニ城の早期攻略を目指し、 無謀ともいえる強行作戦を決行しようとしていた。
側面からの撹乱を命ぜられたデニムは、 廃墟と化したバルマムッサへ上陸する。
悲壮なタイトルの第2章、 スタートです。
バルマムッサ上陸作戦
戦力的に劣っているウォルスタ解放軍のロンウェー公爵は、 敵の戦力を分散させるための作戦を提案した。
戦力の分散と経済封鎖を狙ったこの作戦のカギを握っているのはデニムであった。
夜のバルマムッサに上陸したパウエル姉弟。 カチュアのこの発言から、 この3週間における彼女自身の変化が垣間見れます。 殺しに慣れてる感。
ここで回想シーン。 公爵はこのバルマムッサに英雄が○×※して、 港町の△÷□で、 経済封鎖が※◇%になって、 …要するにガルガスタンの戦力を二分させる壮大な作戦を考案していたのでした。 策士です。
さぁ、 その壮大な作戦、 開始です。
この台詞からもわかるとおり、 弟の方もこの3週間ですっかり悪役が板についたようです。
ウォーレンレポート
ずいぶん久しぶりな感じのするウォーレン氏。 順番に見ていきましょう。
「ニュース」 のページではこれまでの記事が一掃され、 新しい記事が5件。
「バルマムッサの虐殺」 の項では “町には火が放たれ、 子供も容赦なく殺害された” というショッキングな記述があり、 また “この暴挙はガルガスタン軍によるもの” と断言されている点も気にかかります。
続く 「虐殺は狂言!?」 の項では、 虐殺の真犯人はロンウェー公爵ではないかという疑いについて記述されています。 情報が錯綜している様子が伺えます。
また 「新たな思想運動登場」 の項では、 貧困層から支持を集める “ネオ・ウォルスタ解放同盟” なる謎の組織について報じられています。
そして最も気にかかるのは 「ロシニオン将軍、 捕虜に」 。 騎士ラヴィニスのその後です。
ロシニオン将軍、 捕虜に
あの後、 ラヴィニスは独りでガルガスタン領の港町アシュトンまで行ったんですね。 彼女の孤独を想うと心が痛みます。
─というのも、 バルマムッサのあの夜、 ラヴィニスは自身が純粋なウォルスタ人ではなく、 ガルガスタンとの混血であるという事実を、 レオナールによって初めて知らされたのでした。
そして逮捕、 まもなく処刑されてしまうそうです。 いたたまれません。
称号とカオスフレーム
現在のデニムの称号は 「ゴリアテの虐殺王」 と、 たいへん不名誉なものに。
カオスフレームは全民族において軒並み下がりっぱなしです。 社会から必要とされていないばかりか、 忌み嫌われ始めている事実が数値になって現れています。
カオスフレーム | ||||
ウォルスタ | 35 | ゼノビア | 40 | |
ガルガスタン | 40 | ローディス | 40 | |
バクラム | 45 |
6ステージぶりのショップで準備を済ませたら、 港町アシュトンに向けて出立です。